2016年11月16日水曜日

インプレッサで車中泊 -岐阜(1日目)-

寒くなり、バス釣りシーズンを一応終え、城巡りの旅に久々に出ます。
今回は念願の岐阜~滋賀を中心に、信長の息吹を感じに。そして関ヶ原です。

概要プランは以下。
1)夜出発し、中央道で恵那峡SAへ。そこで車中泊。
2)岩村城~犬山城~岐阜城~大垣城を攻略。
  岐阜・道の駅池田温泉で、車中泊。
3)関ヶ原~小谷城~琵琶湖バス釣り。
  滋賀・道の駅せせらぎの里で車中泊。
4)安土城~琵琶湖バス釣り~彦根城~佐和山城~琵琶湖バス釣り。
  愛知・道の駅立田ふれあいの里で車中泊。
5)道の駅そばの川でバス釣り~清洲城~岡崎城~吉田城。
  東名道で帰京。

19:00頃に家を出て、中央道に乗ります。途中諏訪湖SAで休憩し、
遅めの夕食を。

さらに中央道を下り、宿泊予定の恵那峡SAを目指します。
予定通り到着し、車中泊準備。

今回の旅では、寒さ対策として-10℃まで対応の新シェラフを購入。
外気温は1桁、車内も10℃以下だったと思いますが、ヒートテックや薄手ダウン
の着込みと合わせ、全く寒くなく快適に睡眠できました。
また以前はリアシートをたたんでトランク部に斜めに横になるスタイルでしたが、
助手席の8WAYオートシートの設定で、座面の高さを最大にして背もたれを倒すと、
かなり水平に近くなることを発見し、腰部のへこみはクッションでカバーすることで、
この体制でシェラフを敷くこととしてみました。結果まぁまぁな寝心地でした。



●岩村城
知る人ぞ知る戦国期に織田家と武田家などで争奪が繰り返された日本三大山城の
一つで、最も標高の高い山城としても有名です。また武田家臣・秋山信友が、当時
未亡人で女城主となったおつやの方という信長の叔母と突然婚姻するという奇策で、
攻略したという話でも有名。しかし実際には婚姻前におつやの方は武田方に寝返り、
その後に秋山信友と婚姻したというのが事実だったようです。明治維新まで存続した
城で、100名城にも指定されています。

登城口にあたる歴史資料館の駐車場に駐車し、いざ攻略開始。

復元された太鼓櫓がありました。なかなかいいですね。江戸時代に
作られた櫓の復元です。


延々かなりの急坂を登り続けます。すぐ足に乳酸が。

遺構ポイントにはわかりやすい案内もあり、なかなか整備されていますね。

と、ここ大手一の門にきたときに、案内看板にQRコードが。CG再現が
見れるのですが!スマホを車に忘れた(汗

石垣、石畳がかなりきれいに保存されていてなかなかです。



追手門。有名な畳橋があったとされ、複雑な遺構が残っており興味深いです。






別名霧ヶ城のいわれとなった井戸。



やがて見所ポイントの一つである六段石垣、菱櫓が見えてきました。






ようやく本丸着。キツイ(汗








見所の本丸高石垣。見事です。



出丸にあった休憩所の中の歴代城主一覧。やはり唯一の武田菱が光りますね。
女城主の名前は書かれてませんね。記録が曖昧だからでしょうか。


いやぁ期待を超える城でした。その規模感も凄いし、石垣などの遺構の
保存状態も良く、戦国屈指の堅城ぶりを感じることができました。
城下町の雰囲気も残っており、なかなかの観光スポットだと思いましたね。

次に犬山城へ向かいます。
因みに道すがら入鹿池というところを通った際、やたら警官がいて、何か事件
か?と思ったら、天皇皇后両陛下の私的旅行だったと夜のニュースで知りました。


●犬山城
天主は現存5城の一つとして有名ですね。徳川家臣、成瀬正成が城主となってから、
2004年まで代々成瀬家が私有していたという珍しい城です。
城近くの駐車場は有料500円も取られるので、事前に調べた無料の第二?駐車場へ。
しかし城から遠くて10分ほど歩くことに・・・。


小規模な城で、本丸周囲の遺構しか残っていないことはわかっていたので、
ささっと周ります(笑。入館料500円。




そして国宝天主。現存5天主のうち最も古いそうです。小ぶりだがなかなか
かっこいい天主ですね。







天主に入ります。最上階の欄干は意外に低くて足がすくむ思い(苦笑。
噂の階段も急坂で、昇り降りに注意です。








ま、天主だけと言えばそうなりますが、さすがに天主は内部含め立派で、
当時のままというのがグッと来ますね(笑。
あまり遺構は無いので、30分程度で周ってしまいます。500円は
高く感じますが、天主保存に役立ってもらえれば、という気持ちで(苦笑。

そしていよいよ岐阜城攻略です。


●岐阜城
ついに来ました。最も信長時代を感じられる城ではないでしょうか。期待が
膨らみます。向かう道すがらさっそくその威容が見えてきます。信号待ちの
際にすかさずパチリ!


駐車場300円に駐車し、近くのバーミヤンで昼食。いよいよ登城します。



山城攻略なら、当然徒歩で登城すべきですが、さすがにここは厳しい!
約1Hの登山にもなるため、ロープウェイ(往復1080円)に妥協します(汗。
ロープウェイは15分おきに出ていて、頂上までおよそ5分弱。高いね(苦笑。
頂上に着いて本丸を目指します。遺構はところどころありますが、リス村
とかレストランとか、ちゃちい復元しっくい塀や門など、少しガックリくるもの
が。ずっぽり観光地化してます(苦笑。
そんな中でも多少石垣などの遺構が残っています。急坂をしばらく歩くと復元天主が
見えてきました。






天主に入ります。さらに200円取られます(苦笑。
コンクリート製のもので、中には刀剣や鎧、瓦などの資料が。
そして念願の最上階に!




これですよー。かつて道三や半兵衛、信長もこの景色を見たのでしょう。
風がピウピウ。濃尾平野が見渡せ、爽快な気分になります・・・いいな。
これだけでも来る価値があったというもの。
下山してきて信長居館跡へ。現在発掘・整備中のようで、完成時にまた
来てみたいですね。





前述したように観光地化が甚だしく、ちょっと私には興ざめなところ
ありましたが、徒歩で登山道を登れば、もっとこの城の遺構を感じられた
のかな、と思います。が、さすがに天主からの眺めには感慨一入でした。

次に大垣城を目指しましたが、時刻はすでに16時すぎで閉館時刻まで
わずか。なのでスルーすることとしました。ま、あまり興味も無かったので
いいんです。

そこから今晩の泊まり箇所、道の駅池田温泉へ。
http://ikedaonsen.jp/michinoeki/
温泉に入り、きれいなイルミネーションで飾られた道の駅で車中泊準備です。
今回はカセットコンロを持ち込んだので、お湯を沸かし、カップ麺を食して
みました。明日朝も暑いコーヒーを飲むつもりです。
第一日目、さすがに疲れたのでとっとと寝ました。

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