2015年9月29日火曜日

インプレッサで車中泊 -甲府-

ついに車中泊を伴うプチ旅行に。甲府へ向かうこととしました。

概要プランは以下。
1)中央道を深夜料金で甲府まで行き、千代田湖まで。
  湖畔で車中泊。
2)早朝よりバス釣り開始。
3)状況次第で矢木羽湖へ移動。
4)10時くらいには甲府市街へ戻り、甲府城を観光。
5)武田神社を観光。
6)昼前に日帰り温泉「みたまの湯」へ。昼食を取って帰宅。


●千代田湖
山梨では有名なバススポットとのこと。初訪問です。
ただし私は20年近くブランクあり、秋でもあり、あまり釣果は
期待せず。事前調べで、湖畔に小綺麗なトイレや駐車スペースがある
ことを確認済みだったので、そこを車中泊地とすることに。
到着時ほとんど灯りがなく真っ暗だったので、LEDランタンのみでは思った
以上に光量不足でした。よって寝床準備中は車内灯を使用。
山の上の湖のため涼しく、ウィンドゥネットのみで快適に睡眠できました。
逆にこれが無ければやぶ蚊に悩まされるか、閉め切るかしかなかったでしょう。
早朝5時くらいより釣り開始。魚影は濃かったですが、2,3回の軽いバイト
くらいで反応薄。結局9時くらいまで粘りましたがボウズ・・・
相当スレているのか、秋だからか、単に下手くそなのか(T_T)
でも平日だからか人気はなく、小さいですが静かでいい雰囲気の湖でした。


●矢木羽湖
千代田湖そばの小さな湖、というかほぼ池レベルでここも有名なようです。
ここも公園化されていて、トイレや自販機、駐車場が完備されてました。
ただし水質はにごりが酷く、何人かバサーも居ましたが、どうも魚影は感じ
られませんでした。よって1Hほどでさっさと撤収。
なお後で知ったのですが、実はここは過去何度か死亡事故や湖底から白骨死体
発見など、いろいろ曰く付きのようで・・・


●甲府城
過去武田神社には何度か来てましたが、この甲府城にはなかなか来る機会が
無く、念願の訪問です。堀、石垣、復元櫓、門など整備が非常に行き届いていて
おり、戦国時代後期の平山城として、非常に見応えがありました。
関ヶ原以前の城としては日本有数の石垣量を誇っているそうで、確かに相当な
城郭規模を感じることができます。
武田氏滅亡後の織豊政権下に築城されましたが、実は築城者ははっきりして
いないそうで。ただし秀吉家臣の五大老・浅野長政と子の幸長の城主時代に相当の
拡充改修がなされたようで、実質浅野家の築城と言えるのではないでしょうか。
随所に関東には無い、いかにも織豊式の近代城郭とも言える縄張りで立派な天守閣
もあったそうです。将来復元されればなかなかの観光名所になることでしょう。

まずは甲府駅前で信玄公に拝謁。


甲府駅前から最も近い入り口。別名舞鶴城。本丸を見上げる形で、
その規模を感じられ、期待が膨らみます。


復元された鉄(くろがね)門。なかなかですねぇ。
横の塔みたいなオブジェは説明読みましたがよくわからず。なんかの記念碑?
少なくとも天守台は写真の右奥に位置するので、天守閣の代わりではないです。


なかなか規模感を表せてませんが、下から本丸を目指してつづら折りの道を
登る途中です。いかがでしょう?

●武田神社
武田家の本拠地。「躑躅ヶ崎館」が正式名。
有名な観光地ですので行ったことのある人は多いでしょう。まぁしょぼいという
感想になるのでは?個人的には館内より周囲の道が碁盤の目のように整備されて
いて、特に門までなだらかな坂で延々続く直線道は一見の価値ありと思ってます。
信玄が京都を真似て整備をしたとのことです。駐車場も無料、入園料もなくいい
ですよね。名前通り城というより館です。有名な話としては信玄の名言と言われる
「人は城、人は石垣、人は堀~」の信条から最低限の防備施設しか設けなかった、
というのが通説になってますが、実際には本拠まで攻め込まれる恐れなどほぼ
無く、そもそも天守閣や石垣を主体とした平山築城術も持ち合わせていなかった
上、防御施設というより政治・生活施設としてこのような館留まりだったのでは、
と個人的に考えます。
なのでここはまさに信玄公を奉る「神社」であり、そしてあの精強無比の騎馬
軍団で山野を疾駆した常勝軍団の本拠地、として思いを馳せる場なのであります!
(笑。


●みたまの湯
甲府市街が一望できる日帰り温泉です。いやー天気良くまさに絶景でした!
アルカリ単純泉で湯は茶色で多少ぬめり。湯温はぬるめで好みでした。
http://www.mitamanoyu.jp/
また来たい温泉になりました。


しかし初めての車中泊からの強行スケジュールで疲れました・・・
が充実の内容でしたね。


2015年9月28日月曜日

日曜深夜のお台場

お台場にドライブしよう!と思ったのだが、土日はもちろん、平日昼間も混んでる
印象しかないスポットなので、最も人気が無さそうな日曜深夜に行ってみた。
まずは一般道で城南海浜公園を目指し、夜きれいと評判のゲートブリッジを渡って
みた。なるほど大きいしなんか幻想的だ。写真撮りたかったが駐車するにも有料
駐車場しか無いので素通り。ドラレコでも買おうかな。
そしてお台場海浜公園へ。事前に調べたけど当然無料駐車場なんて無し。
日曜深夜で全く車がないだだっ広い駐車場に仕方なく金払って停め(苦笑。
ダイバシティに。人はポツポツだけで街灯も心なしか暗めに感じる。


ガンダムもなんか暗いような。ただもう日付変わるという時間なのに
ちらほら人が。小さな子供までが。・・・あぁチャイナね。


公園は真っ暗で歩くのも危険。夜景がきれいで写真パシャパシャ
撮ってたら、暗がりに意外とカップルが居てビックリ!
・・・スンマセン。


さすがのフジテレビも日曜深夜ではこんな感じ。

帰りはレインボーブリッジを通り、ゴーストタウンのように人気の
無い霞ヶ関経由で帰りました。
なかなか日曜深夜ドライブはいい感じです。次の日仕事でなければね(汗


2015年9月20日日曜日

インプレッサで車中泊(準備)

昔から車を持ったら車中泊をしたく思っていて、いよいよ実施に向け
準備に入りました。基本はいかに安く揃え、そして快適にできるかです。

まずはインプレッサスポーツでどうやって寝るかを検討。
フロントシートを検証。限界まで前に出して背もたれを後ろに倒しても、
リアシートに干渉されて水平にはならず。やはりミニバンのようにはいか
ないですね。仮眠なら十分でしょうが当然膝下は水平にならないし。
次にリアシートですが、身長167の私では当然横になって体は伸ばせず、
膝を折り曲げる長時間のこの体制は無理。座面だけでは狭いので、膝も宙に
浮きます。最後にリアシートを倒してのトランクルーム検証。まず縦だと身長
的に少し足らず、頭をフロント側にしたら宙に浮く。逆にすれば足首くらいと
なるのでなんとかといったところ。斜めだと十分体をまっすぐ伸ばせることが
確認できました。
しかしインプレッサはリアシートを倒すと、シートとトランク部との境目に斜め
の段差ができ、これが丁度腰くらいの位置となってしまう。そこでこの段差を
なんとかするため、薄手のエアマットをまず探したところ、アマゾンで激安品
(1400円)を見つけ、ばっちり段差が気にならなくなることを確認しました。
しかーし!なんと2回目に膨らまして乗ったらボムッと破裂!ガムテープで補修
し再度膨らまして乗ったら別箇所破裂!結果一度も使用せずに廃棄!!!
最低の不良品でした。で別メーカ↓のものを買い直し。

少し価格上がって2200円。今度のは作りはそれなりにしっかりしてそうだが、
自動膨張式と詠ってるのにぜんぜん自動で膨らまず。結局10分ほどかけて
口で膨らますことに・・・ま値段に対して許容範囲というべきでしょう。


合わせてシェラフも。同じくアマゾンで1000円くらいのもの。
ただし使用限度温度は15℃とのことで冬は耐えられないでしょう。
縫製も荒いし、安いだけでお勧め品ではありません。ま最低限のもの。
これでなんとか寝床は作れるかと。

結果こんな感じ↓


次に車内目隠しを検討。山の中などなら不要でしょうが道の駅やSAでのこと
を考えると、やはり人目や灯りは気になるので。
まずフロントガラスは別途購入していたサンシェードにて。
次にサイドとリアを隠すため、こんなのを見つけてポチと。

1300円。コンパクトになるし、着脱式の吸盤もたくさん付いてます。
ただし写真にあるようにサイドは隙間が多く、インプレッサのリアサイド
ガラスは写真の車より広いのでほぼ役に立っておらず。リアガラス用は十分
でしたが。そこでいろいろ試したところ、リアサイドはフロントサイド用のと
リアサイド用二つを重ねて付けるとほぼカバーできることが判明。これだな。
因みにフロントガラス用のは妙にでかくて使い道が無し。ま前述のサンシェード
でフロントは解決済み。

じゃリアサイドに使ってしまったフロントサイドをどうするか。
そこで夏でもあるので網戸(?)を考えました。↓こういうの。

一つ1400円を×2。これで目隠しになるし、夏はエコだし。
なおこの手の商品は、口コミがそろいもそろって臭いがダメというものが多く、
確かに体に悪いような独特の臭いが。中国製っぽいし(苦笑
なのでまず洗濯は必須ですね。

次に室内備品として以下等を。

まずは照明。LEDランタン。エボルタ電池付で880円。
真っ暗な山の中だとちょっと光量不足な感じですが、
まぁ下で読書するくらいなら十分でしょう。


夏の車中泊は暑さ対策が重要。取りあえずUSB充電できる扇風機
1500円を購入。果たしてこいつで熱帯夜を耐えられるのか!?


フィリップス電池式シェーバー。1100円。

その他に、
ウェットティッシュ
フェイスウォッシュペーパー
ペーパーシャンプー
マウスウォッシュ
耳栓(窓開けて寝る際必須)
携帯トイレ(念のため非常時用に)
などを。トータル3000円くらいでしょうか。


以上、およそ15000円くらいで一通り揃えてみました。
これらは車内に常備することに。
あとは寝るまでの間の時間潰しアイテムをいかに充実させるかですね。
スマホや本やDSなどが必須かなと。私の場合携帯がAndroidなのでTVも
確保できています。


2015年9月14日月曜日

新しい湖と戦国史上最大の山岳戦跡

今日は相模湖、津久井湖のさらに奥にある宮ヶ瀬湖へ。
この湖は初めて来ました。そもそも出来たのが1998年とのこと。
まだ20年も経ってない新しいダム湖というわけです。
広くきれいに整備された入園無料の公園やつり橋、冬にはイルミネーション
も有名ですね。釣りは禁止。無料駐車場あり。
ま個人的には特に見所なく、ひとまず公園を一回りして食事処で遅めの昼飯
を食べ、いざ目的地の三増峠へ!
三増峠とは戦国野郎にはピンと来るのでは。武田vs北条が激突した有名な
合戦場跡があるのです。この合戦は小田原攻めに失敗した武田軍が甲府へ
帰る際北条軍の待ち伏せを受けて始まった、戦国史上最大の山岳戦とも
言われています。


宮ヶ瀬湖。湖も広くて水質もきれいでした。



そして三増峠に。まずは"信玄の旗立松"へ行き、そこからの三増合戦場を俯瞰。
遠く横浜も見えました。
信玄の旗立松とは信玄が本陣を置きそこにあった松に大将旗を立てたと言い伝え
が残る小山の頂のことです。なるほどここからなら戦場が一望できます。
信玄も見たかもしれない風景に感慨も一入(T_T)
なおここは観光地化されているわけではなく、東名厚木CCの駐車場から小さい案内
看板と、多少整備されている丸太階段や啓開されている獣道を辿っていくしかあり
ません。


こんな感じの看板を頼りに(苦笑

駐車場脇の、このこんもりとした小山がそう。地図で
みるとゴルフコースの中の位置に。


結構な急坂を15分ほど登ると、石碑やベンチや柵などがある頂上に着きます。
ただ夏なので、終始藪の中を草を掻き分け踏破することに。大量のくもの巣や
ヤマビル、加えて最近の台風によるものでしょうか、新しい倒木が道をさえぎっ
てて、それをよじ登って跨ぐことになったり、作り物のような鮮やかな色の巨大
なキノコが群生してたり・・・となかなかなアドベンチャーでした(苦笑。
短パンやサンダルでなくて良かったです。冬がお奨めかもですね。


東名厚木CCの駐車場を出てから、車で5分ほどで三増合戦場跡へ。
石碑と説明図、墓標、休憩所があります。車は脇の空き地へ駐車。
あとは・・・養豚場でもあるのかな、芳しい香りが辺りを充満(苦笑。


布陣図がありましたが、アレ?上が北、つまり甲府側で下が相模側なのにな・・・?
そもそも三増合戦とは、甲府へ帰ろうとする武田軍を上野方面から南下してきた
北条氏照、氏邦らが高台である三増峠に着陣して退路を断ち、小田原からの氏康、
氏政本隊を待って挟撃を企図したもの。であるなら甲府に近い峠側が北条軍で、
低地の相模側が撤退してくる武田軍では?つうかそもそもさっき行った旗立松も
武田本陣位置としてはおかしいよなぁ・・・
で少し調べたところ、北条側は確かに峠高台に陣を張ることに最初成功したよう
ですが、そこで武田軍は軍を3隊に分け、山県隊などを西に位置する甲府への帰路
志田峠方面へ左翼隊として先行させ、その後に荷駄隊含めた中央隊を、信玄等本隊
が右翼、という編成とし、そして撤退に見せかけて(?)三増峠西側へ回りこもうと
したのではないかという。小田原からの本隊がまだで、挟撃の見込みが無くなった
ことから、氏照、氏邦らは目の前を撤退していく武田軍を見て焦り、低地へ下って
信玄本隊、つまり最後尾へ追撃の形で攻めかかることを考え、それに対して逆に
武田の左翼や中央隊が北条軍の側面、後背より攻めかかる形で高台に移動し、結果
して武田軍と北条軍の位置が見事に逆転してこのような陣立てになったのでは、と
いう説が有力なようです。
因みにこの布陣図は武田の公式軍学書で著名な甲陽軍艦に載っているものだそうな
ので、信憑性は高いようですが、ここまで整然と双方が陣立てした上で開戦したか
は個人的に疑わしいところですね。信玄のライバルである氏康の息子である氏照や
氏邦という若輩を、老練でかつ山岳戦に長けている信玄がまさに手玉に取った、と
いう展開だったのではないでしょうか。
双方犠牲が多かったですが、北条側の方が犠牲が多く、武田軍が無事帰還できてい
るわけなので、武田勝利と言っていいのでしょう。ただし武田も浅利信種などの重臣
を失い、そもそも帰還途中を挟撃されかけるという絶対絶命の状態に陥ったわけで
(そもそも小田原攻略失敗してるし)、北条もさすがという感想です。

・・・そんな思いも馳せた、なかなかのドライブでした。


2015年9月2日水曜日

二つの湖

今日は昔々バス釣りで幾度か訪れた両湖へ。何年ぶりかの訪問です。
東京からとても近い癒しスポットですね。それぞれ無料駐車場あり。
因みにバス釣りは難しいことでとても有名。かつ両湖ともおかっぱり
ポイントは少なく、増水時などはほぼ無いと言っていいでしょう。
昔行った時もボウズの記憶しか無いです(汗。
さすがにこの日は日も上がって非常に暑かったし、平日でもあったためバサー
は1人見ただけでした。およそ釣れてる雰囲気無し。
行きは大垂水のワインディングロードを。相模湖⇔津久井湖間の道も適度なクネ
クネ道でちょうどいいです。帰りは津久井湖から橋本経由し、野猿街道などで。
夕方になると激しい渋滞が始まってました。
寒くなれば近場に日帰り温泉も多いし、都心から気楽に来れる日帰りドライブ
コースですね。


相模湖


津久井湖