2015年11月9日月曜日

滝山城

東京に残る戦国期の名城として、滝山城があります。
実家に近かったのですが行く機会が無く、今回足ができたことで
念願の初攻略です。

八王子市の北端丘陵地に多摩川を天然の堀とする位置にある山城。武蔵守護代の
大石氏により築城され、後その娘婿として継いだ北条氏照により大改修をされ、
かなりの大規模な城に。武田信玄の小田原攻略の途中で攻城戦が発生し、三の丸
まで攻め込まれ落城寸前となったが何とか耐えた堅城と言われています。
現在は都立滝山公園としてきれいに整備されています。



入り口に無料駐車場あり。背後のこんもりとした山が城山となります。




散策道や案内板、崖際の柵などが公園としてとてもきれいに整備されていますが、
土塁や空堀などの遺構もかなりきれいに残っていることが確認できます。


本丸と中の丸の間の堀切。かなりの深さです。


その堀切に復元された曳橋。



本丸。霞神社という神社があります。


本丸からの眺望。かつて風林火山の軍旗で埋まったのでしょうか。


こんな幟が。今一大河としてはインパクトに欠ける感ありますが、
織田、今川、武田、上杉、徳川などと互角に渡り合い、関東を治めた
北条の話は面白くできるかもですね。


なかなかの城郭規模で予想外に良かったです。この城は結局落城寸前となった
ことから、氏照は新たに八王子城を築城して移ることとなり、そのまま廃城になります。
八王子城は実家のそばで良く行ってました。またいずれ懐かしみに行こうかと。


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